サバゲー初心者の「怖い」から抜け出す方法。
未知なものは怖い!サバゲーも同じ
サバゲーに限らず、「怖い」って感情はどういうときに生まれますか?
- お化け
- 病気や怪我
- 怒られるかもしれない
- ジェットコースターの登っているとき
他にもいろいろありますが、「知らないこと」が怖いと感じませんか?
サバゲーも同じです。サバゲーに通っているうちに何度も撃たれて「撃たれたときの痛さ」を覚えます。「指に当たるといたいなぁ」とか「服のたるんでいるところだと全く痛くない」とか。
こうなると痛さへの恐怖が一気に無くなります。全くないというわけでは無いですが、痛さに怯えて前にでれないということは無くなりますね。
要は経験です。学習してしまえば怖く無くなってしまいます。何を学習すれば怖くなくなるか?痛さだけではないので、まずはサバゲーが怖いと感じるポイントを整理していきましょう。
サバゲー初心者が怖いポイント
サバゲーで怖いと思うポイントは人それぞれ。だけど、自分が初心者だったときに思っていたことや、周りの初心者サバゲーマーからよく聞くのはこの3点です。
怖さの正体:撃たれると痛いかも
やっぱりサバゲーの「怖さ」といったらエアガンで撃たれる痛みですよね。ガスブローバックなんか音だけで痛そうですもん。わかりますよー!
確かに当たりどころが悪ければ痛いです。おでこや指なんかが撃たれて痛い代表です。そして一番痛いのが耳の裏。ここはサバゲーをいくらやっても慣れないですね。
脅しているわけではありません。わかってしまえばカバーができます。
おでこは深めに帽子を被ればOKだし、指はサバゲー用のグローブをすればマシになります。一番痛い耳の裏は「耳まで守れるフェイスガード」をつければ、全く痛くありません。
ね?ちょっと気がマシになるでしょ?
とはいえ、その他の場所も当たれば痛いです。痛いですが、慣れてしまうと「イテテ」くらいのレベルです。デコピンよりはるかにマシですよ!
痛いといっても、角に足の小指をぶつけるほうが5万倍は痛いですよ。
怖さの正体:すぐにやられたくない
せっかくサバゲーに来たんです。ちょっとでも長くゲームに参加したいし、できれば敵を倒したいですよね。でもこの気持ちが強すぎたら「怖さ」に変わってきます。
「ここから顔を出したら撃たれるかも」「撃たれるとせっかく来たのに退場になってしまう」「きっと敵のサバゲーマーは自分より上手いからすぐ撃たれてしまう」
と、こういう感情が大きくなり、怖くなって前に進めなくなります。こんな状況になると逆にもったいないですよね。
気持ちは分かるんですが、落ち着いて整理してみてください。ゲームに参加できず、後の方で隠れ続けてもほぼ接敵しません。こんなゲームが続いて楽しいでしょうか?
やっぱりチームで勝利条件を目指して「一緒に撃ち合う」「突き進む」。これが醍醐味です。もし撃たれても「ナイスショットー!」って答えてあげれば、相手も手を振ってくれるし、あなたがヒットをとれたら脳汁ドバドバものです。
自分も撃たれたら、相手におめでとうって意味も込めて「ナイスショットー!」って叫びます。サバゲーはみんなで楽しいゲームに。
サバゲーでチームと一緒に前に出て敵を倒せたとき、サバゲーにガチではまり込むと思いますよ!
怖さの正体:敵がどこにいるかわからない
意外と「敵がどこにいるかわからない」「どこから撃たれるかわからない」というのが一番の恐怖です。
もちろん、その先の撃たれた痛みも怖さですが、整理していくと敵の場所がわからないことが原因です。要は敵がどの辺りにいるかわかれば怖さが軽減します。
マジで重要ポイントです。怖さだけじゃなく、サバゲーの上手さにもつながります。
敵がどこから撃ってくるか全く予想がついてないと、「顔を出してもいいのか」「どこに注意したらいいのか」がわからないですよね。
実は初心者が撃たれてしまう最大のポイントもココです。
経験を積むことで予測できるようになりますが、少しでも早く慣れたいなら「人一倍予測すること」です。予測し、索敵できるようになれば怖さはグッと減りますよ!
索敵は重要!見やすいゴーグルを
敵を見つけるためには視界がとても大事です。サバゲーは索敵勝負でもあるので、視界はエアガンの性能に匹敵するくらい重要なポイントです。
重要な場面で曇ったり、レンズの視界が悪くて敵を見逃した・・・なんて無いように、ゴーグルは確実にメンテナンスしておいてください。
- サバゲー前日に中性洗剤でレンズをしっかり磨く
- レンズに指紋をつけない
- レンズに傷がいかないようにケースに入れて持ち運ぶ
- ゲーム前には曇り止めを塗る
- ゴーグルに曇り癖がついたら買い替える
見やすいゴーグルも紹介しておきます。私も愛用してますが、マジで曇らないです。
ただし!このゴーグルは特殊なコーティングをされているので曇り止めは塗らないようにしてください。
怖さ克服!サバゲー初心者はここから
サバゲーで感じる怖さの正体はわかりました。それではその怖さをどうやって克服していくかを見ていきましょう。
前に出て倒される
サバゲーの怖さが無くなる一番の方法は「前に出て倒されること」。
これは撃たれた痛さを知るだけではないんです。前に出て戦うことでめちゃくちゃ経験を積むことができます。
- どこまで出ると撃たれるか
- どうやったら撃たれるか
- どういう敵が見つけやすいか(反面教師)
- 味方はどうやって上がっていくか
- 撃ち合いの技術
- 撃たれたときの痛みを知る(思っているほど痛くない)
後ろの方でこそこそしているサバゲーとは段違いの経験値です。1日通して怯えながら後で戦っても「スライム」くらいの経験値しか手に入りません。対して、考えながら前に出続けていると「はぐれメタル」くらいの経験値を得ることができます。
これは大袈裟に言っているのではなく「サバゲー歴○○年」という先輩の経験値を一気に抜けるということです。
そして前線で敵にやられると、「あー、そこにいたのか」「ここで顔を出しすぎたな」「味方が気にしていたのはここか」など、一気に知識と思考力がついていきます。
こうなれば知らない恐怖から脱却です。接敵しても慌てるだけの初心者からレベルアップできる瞬間ですね!
無策で凸るのではなく、周りの味方に合わせて、できるだけ最前線で戦うようにしてみましょう。毎回すぐに撃たれ続けるなら「最前線の1枚うしろ」くらいでもOKです。
敵の位置を予測する・覚える
考えて予測することが経験に繋がります。仮に予測が外れたとしても、新たな知識になります。
では、具体的にどういうことを考えればいいか?を解説していきます。
- ゲーム開始直後、味方はどこに隠れたか
- 敵は目視できたか
- 味方はどの方向を警戒しているか
- 味方が倒した敵の位置
- 味方がやられた位置とどの射線から撃たれたか
- 場所を移動するたびに上記の情報を集め続ける
- 「自分だったらどこに隠れるか?」を意識して索敵
- 前のゲームで「味方はどこに隠れていたか」を思い出しながら索敵
- 敵の射線を探す
- 敵の発砲音をよく聞く(おおよその方向と距離)
- 足音は常に警戒
索敵のとき、できるだけバリケードや遮蔽物の上から顔を出さないように!
上に顔を出すと、めちゃくちゃ見つかりやすいです。基本的には遮蔽物の左右から覗き込んでください。
- 「倒す」より「倒されない」を意識(深追いして狙い過ぎると、違う射線から撃たれます)
- できるだけ初弾で当てれる「距離」「面積」を確保(届かない距離、当たらない面積で無理しない)
- 相手の横を取る(撃ち合いはできるだけ避ける)
- 撃ち込まれているときは顔を出さない
- 相手にマークされたら可能な限り場所を変える
と、こんな感じでサバゲーを進めてみてください。やることが多いのでStep.3は後回しでOK。場所を移動するたびにStep.1とStep.2を繰り返せば、上達も早いし、上達すれば怖さも無くなります。
肌を隠す・厚手の服を着る
物理的に痛さを軽減すると、メンタル面で強くなれますよね。できるだけ長袖、長ズボンを着用して、首元もスカーフなんかで防御しちゃいましょう。
そして何より耳元。耳はしっかりガードできるフェイスガードをつけてください。耳裏のヒットは今でも痛くて萎えてしまいます。。。
安いフェイスガードでOK(高くても変わらない)なので、参考に貼っておきますね。
これでも怖ければ厚手のパーカーを着ちゃってください。ただし、夏場は熱中症の方が断然怖いので気をつけてくださいね。
慣れてきたサバゲーマーにも改めて
サバゲーはちゃんとルールに沿ってプレイすれば危険な遊びではありません。痛いといっても、デコピンよりマシなレベルです。
ただし、できるだけ身を守る防具はしっかりそろえてください。目に当たれば失明しますし、至近距離で歯に当たれば欠けることもあります。
ゴーグルは必ずポリカーボネイト製のサバゲー用のものを使用し、フェイスガードはできる限り着用してください。
楽しいサバゲーで怪我しないようにしてくださいね!
サバゲーで前に出れるようになったら
この記事を読んでいるということは、おそらくまだまだ初めたてのサバゲーマーかと思います。なので、まずはこの記事に書いていることを実践して、「サバゲーの怖さ」を克服しちゃいましょう。
前に出れるようになって来たサバゲーマーには次のステップです。こういった記事を用意しているので、次は撃ち合いで勝てるサバゲーマーを目指してみましょうー!