次世代電動ガンMk18Mod1のリコイルオミットについて、やり方を解説していきます。
【Mk18Mod1】次世代電動ガンのリコイルオミット
東京マルイの次世代電動ガンMk18Mod1。バレルが短く小柄でも初速が90m/s以上あり、命中精度もピカイチ。驚異的な性能を誇るMk18Mod1をさらにレベルアップさせるリコイルオミットについて見ていきましょう。
リコイルオミット後の初速
リコイルオミットで一番気になるポイントが初速の変化だと思います。リコイルオミット前、Mk18Mod1の初速は90m/sほどでした。リコイルオミットすることで初速が92m/s後半から93m/s台で安定しています。
初速が2〜3m/sほど上がったので、リコイルオミットでの初速改善は期待してOKです。
リコイルオミットのメリット
さて、Mk18Mod1に関わらず、次世代電動ガンをリコイルオミットするメリットはこちら。
- 初速アップ
- 発射サイクルアップ
- バッテリーの持ちが良くなる
- エアガンが軽くなる
- 発射時、エイムのブレがなくなる
- モーターや各種パーツの劣化が抑えられる
リコイルユニットはなかなか重いんです。抜くと軽くなるのはもちろん、エアガンの劣化も減りますね。そりゃ、あれだけ重たいユニットをあれだけの速さでガツガツ動かして当てているんだから、劣化もしますよね。
リコイルオミットのデメリット
逆にリコイルオミットすることでマイナスとなるポイントはこちら。
デメリットの前に、東京マルイのエアガンはリコイルオミットに関わらず、本体を開けてカスタムすると、メーカーの補償対象外になるので注意してくださいね。エアソフト97やFIRSTなど、ショップでも修理はもちろん受け付けてくれます。
- 次世代電動ガンの特徴であるリコイルがほぼなくなる
- 発射音はあまり変わらない
Mk18Mod1のリコイルオミットやり方
さあ、実際にMk18Mod1のリコイルオミットをやってみましょう。次世代電動ガンであれば大体同じような方法でリコイルオミット可能です。
リコイルオミットに必要なもの
まずはリコイルオミットに必要なものを揃えましょう。
- Mk18Mod1(次世代電動ガン)
- スプリングガイド
- ピンポンチ
- ゴムハンマー
- プラスドライバー(大きめ)
- プラスドライバー(精密)
- ラジオペンチ
- ネジ用の皿(できればマグネット付き)
スプリングガイドはリコイルオミット後にスプリングを支える重要なパーツです。BOSスプリングガイドであれば加工なしで使えるので、とても便利です。だいたい2,000円以内で購入できます。
Mk18Mod1の分解
ではまず、リコイルユニットを取り出すためにMk18Mod1(エアガン)を分解していきましょう。
アッパーレシーバーの分解
ピボットピンは画像の向きから叩いてください。反対側には出っ張りがあって、1方向にしか抜くことができません。
ストックの分解
配線をはずす
リポ化していない純正のソップモッドバッテリーを使っている方は、ストックを抜くだけでOKです!
配線をはずす ※ハンダ不要
リコイルユニットをとりはずす
バッファチューブをはずす
バッファーチューブを回すとき、配線が切れないように配線の位置だけは固定しながら、バッファチューブだけ回してください。必ず力任せに回さないように!
面倒ですが、ハンダ作業無しでリコイルオミットすることができます。
組み立て
分解は終了です。分解したパーツは絶対無くさないように、小さなパーツはネジ皿などで保管してくださいね。
それではBOSスプリングガイドを組み込んで、Mk18Mod1(次世代電動ガン)を組み立てていきます。
BOSスプリングガイドの組み込み
バッファチューブをもどす
バッファチューブは配線の固定する位置が下に来るところで止める。ゆるゆるですが、リングを回すと固定されます。
配線をもどす
ストックをもどす
アッパーレシーバーをもどす
アッパーレシーバーを差し込むとき、チャージングハンドルのスプリングがひっかかりがちです。力で入れようとせず、必ず丁寧に差し込んでください!
完成・試射
これで無事リコイルオミット完成です。サバゲーフィールドに持ち込む前に必ず試射しておきましょう。
リコイルオミットは完了です。作業お疲れ様でした!
30分ほどで作業できると思いますので、見ているだけの方もやってみてくださいね。
Mk18Mod1ってどんな銃
東京マルイ製の次世代電動ガンであるMk18Mod1。どんなエアガンなのかも少し触れておきますね。
仕様
アメリカ海軍の特殊部隊に採用されているCQB向けアサルトライフル。「ダニエル・ディフェンス社の正式承認」といこともあり、ハンドガードには刻印もあります。
また、次世代電動ガンということもあり、精度は抜群です。
- パワーソース:電動
- 対応バッテリー:SOPMODバッテリー
- 弾:6mmBB弾(メーカー推奨は0.2~0.28g)
- 装填数:82発(スプリング式マガジン)
- 全長:715 mm / 790 mm(ストック伸長時)
- 銃身長:275 mm
- 重量:3,210 g(マガジン、SOPMODバッテリー含む)
- 年齢制限:18歳以上
実銃について
かなり平たく言うとM4A1です。CQBを想定しているのでバレルは短く、ハンドガードも4面レールになっていて簡単にカスタマイズ可能です。
アメリカ海軍の特殊部隊SEALs(シールズ)が採用していることもあり、エアガンでも超人気中となりました。
SEALs以外にもMARSOC(マーソック)やForce Recon(フォースリーコン)のような海軍の特殊部隊で採用されていますが、一般の部隊には配布されていないようですね。
特殊部隊が扱うアサルトライフルだからこそ人気が高いのかもしれません。