銃の種類を分類
銃と言っても、ハンドガンのような片手で扱える銃もあれば、1人では扱えない銃もあります。なんとなく映画やゲームで銃を知っていても、ふわっとした知識だったりしませんか?
「どこからアサルトライフルで、どこからサブマシンガンなの?」と、疑問を持っている方も多いはず!
この記事では、銃の種類についての疑問を解消しながら、銃全般の知識を深めていきましょう。
サバゲーのネタにもなるし、FPSゲームやアクション映画が、もっと楽しくなるはずです!
では初めに、ざっと銃の種類を見ていきましょう!
- ハンドガン:片手で持ちやすく、近距離での戦闘に適した銃。マガジンの装弾数が少なく、射程距離は短い。携帯しやすく、民間市場でも多く取り入れられています。
- アサルトライフル:フルオートが使える銃で、陸軍での主力兵器として使用されます。射程距離が長く、マガジンに多くの弾丸を装填できるため、遠距離での戦闘にも対応できます。
- サブマシンガン(機関短銃):軽量で短い銃身を持つ小型のマシンガン。ピストル弾を使用することが多いが、アーマーを貫けるPDW(パーソナルディフェンスウエポン)なども使われている。
- ライトマシンガン(軽機関銃):一般的には小口径の弾薬を使用するマシンガンであり、射手が肩に担いで使用することもあります。マシンガンよりも軽量で、火力支援のための小さなチームに応じています。
- マシンガン(機関銃):大口径の弾薬を、高速で発射することができるマシンガン。 一般的に、搭載や航空機などの固定式兵器として使用されます。
- スナイパーライフル(狙撃銃):射程距離が非常に長く、高精度で照準を合わせることができる銃。
- ショットガン(散弾銃):散弾を発射する銃で、近距離での戦闘や狩猟に適しています。バレルが複数あり、弾丸が境分散されるため、威力が高い反面、射程距離は短いのが特徴。
次の章から、一つずつ掘り下げて解説していきます。お目当ての銃の種類があれば、目次から飛べるので、チェックしてくださいね。
銃の種類「ハンドガン」を解説
ハンドガンは、一般的に片手で持って使用する銃器です。バレルが短く、小型化された弾薬を自動的に装填できるように設計されています。
一般的に、ハンドガンは、緊急事態や短距離の戦闘に使用されることが多く、執行機関、個人防衛など、さまざまな目的で使用されています。
ハンドガンは大きく分けると2種類に分類できます。
ハンドガンは、一般的にリボルバー型とオートマチック型に分かれます。
リボルバーとは?
リボルバー型は、円盤状のシリンダーに弾薬を装填し、トリガーを引くことでシリンダーが回転します。次弾を連続的に弾を装填し、発射することができるハンドガンの一種です。
リボルバー型のハンドガンは、19世紀はじめに開発され、以降、モデルを変えながら現代でも使われています。
西部劇でよく見られますよね。
リボルバーは、一般的に6発の弾薬を装填できますが、一部のモデルでは5発や8発など、異なる弾数を持つシリンダーもあります。
リボルバーは、弾薬を1発ずつ発射するため、比較的再装填が簡単で信頼性が高いとされており、現代でも多くの人に愛用されています。
オートマチック型ハンドガンとは?
オートマチック型は、マガジンに装填した弾薬を排莢機構で自動的に装填し、発射後に自動的に排莢します。
オートマチック型のハンドガンは、20世紀はじめに開発され、現代のハンドガンの主流となっています。
オートマチックは、一般的に10~20発の弾薬を装填できます。オートマチックは、弾薬が排莢された後に、次の弾がマガジンから自動的に装填されるため、短時間で多くの弾丸を発射できることが特徴です。
ピストルについて
ピストルは、オートマチック型のハンドガンのことを指します。ハンドガン全てを指しているわけではありません。
ハンドガン≠ピストルなんです!
よく使われているハンドガン5選
それでは現代でもよく使われるハンドガンを見ていきましょう。正直、「よく使われているハンドガン」といえば、すべてオートマチック型ハンドガンになってしまいます。
ここではリボルバーの情報を含めて掲載しておきますね!
グロック17
まずはグロックの中でもファーストモデルとなるグロック17。
グロック17は、オーストリアの銃器メーカーであるグロック社が製造するセミオートマチック式のハンドガンです。1982年に初めて発売され、現在でも世界中で広く使用されています。
グロック17は、9mmパラベラム弾を使用し、マガジンの容量は17発。グリップフレームにはポリマー素材が使用されており、軽量かつ耐久性に優れています。
また、多くのセーフティ機能が搭載されており、安全面でも良いとされています。
グロック17は、軍や警察などの法執行機関をはじめ、民間人の自衛用としても広く使用されています。
グロックは私も大好きな銃です。詳しく解説した記事もあります。
P320(SIG SAUER)
続いて、米軍でも正式採用されているP320。
P320は、アメリカの銃器メーカーであるSIG SAUER社が製造するハンドガンで、異なる口径やサイズを組み替えることができるモジュール式のデザインが特徴的です。
弾薬も「9mm」「.357 SIG、」「40 S&W」「.45 ACP」など、複数の口径弾を使用することができます。
また、銃身の長さやグリップのサイズ、トリガープルなども、ユーザーにあわせて簡単にカスタマイズすることができます。
いわゆる、これがモジュール式ですね!
もうひとつ大きな特徴は、ストライカーファイア方式(ハンマーを使用しない)のハンドガンです。
あと、ポイントとしてあげられることは、マガジンキャッチやスライドリリースなどの操作部品は、左右からアクセス可能なアンビエンス仕様であること。
また、ピカティニーレールを備え、アクセサリーの取り付けが可能です。
2017年には、アメリカの陸軍に制式採用され、M17は一躍有名になりました。
よく聞く「M17」と「M18」は何が違うのか?
M17は、アメリカ軍が採用した最初のP320バリエーションであり、M18は、よりコンパクトなモデルとして後に導入されました。M17は、2017年にアメリカ軍によって採用され、M18は、2019年にアメリカ軍によって採用されています。
Beretta M9
こちらもアメリカ軍で採用されたことにより、一躍有名になったBeretta M9。
Beretta M9は、イタリアのBeretta社が開発したハンドガンで、1985年からアメリカ軍のハンドガンとして採用されています。
外観はシンプルでスリムなデザインをしており、フレームとスライドはアルミニウム合金で、銃身はスチールで作られています。
さすがイタリア製。このフォルムが美しい!というファンも多いです。
弾薬は9mm弾。マガジンは15発装填可能。セミオート式でシングルアクションとダブルアクションの両方で発射することができます。
また、マニュアルセーフティとデコッキングレバーついており、高い信頼性を得ていることから、アメリカ軍に採用されているだけでなく、多くの民間市場でも広く使用されています。
スミス&ウェッソン M&P
M&Pとは、Military & Policeの略称であり、警察や軍などの組織はもちろん、一般人まで広く使用されているハンドガン。
スミス&ウェッソン M&Pは、アメリカの銃器メーカーであるスミス&ウェッソン社が開発したオートマチック式ハンドガンで、2005年に発売されました。
外観的には比較的シンプルなデザインをしており、ポリマー製のフレームとスライド、スチール製の銃身を備えています。
グリップには滑り止めが付いており、握りやすいように設計されていますね。
マガジンは「9mm」「.40S&W」「.45ACP」のいずれかの口径に対応しており、口径によってマガジン容量は異なります。
操作性については、セミオート式で、シングルアクションおよびダブルアクションの両方で発射することができます。 また、マニュアルセーフティやデコッキングレバーが付いているものもあります。
標準モデルでは、トリガーセーフティとグリップセーフティが付いています。
M&Pも高い信頼性を誇り、アメリカの警察や軍で広く使用されているため、その使いやすさや信頼性から、市場でも人気のハンドガンです。
スミス&ウェッソン モデル64とモデル66
スミス&ウェッソンのモデル64とモデル66は、どちらもリボルバーのモデルです。
モデル64は.38スペシャル弾を使用する6連発のリボルバー。対するモデル66は.357マグナム弾を使用する6連発のリボルバーです。
両方のモデルはスチール製のフレームとシリンダーを備え、木製またはラバー製のグリップが付いています。
オートマチック型のハンドガンが主流となる前の時代に、警察や法執行機関、民間人の防衛用として広く使用されていました。
どちらのモデルも、スミス&ウェッソンが誇る高い品質と信頼性を備えており、今でも銃器愛好家から支持を高いハンドガンですね。
銃の種類「アサルトライフル」を解説
アサルトライフルは中口径の弾薬を使用する小銃です。軍事用や民間用に開発された銃器の一種ですね。
小銃とは「携帯できるが、両手で持って射撃する銃」の総称です。
アサルトライフルの定義については、一般的には、中口径の弾薬を使用する自動・半自動小銃を指す用語ですが、国や地域によって、このアサルトライフルの定義が異なっています。
例えば、アメリカでは、「アサルトウェポン」という用語が使用され、これは、セミオートマチック(半自動)小銃に加えて、一部の機関銃も含まれています。
ヨーロッパでは「アサルトライフル」の定義を統一するためのルールがありますが、各国の法律によって若干の違いがあるようです。
とはいえ、一般的な定義をまとめると、以下の3つの特徴を持つ小銃とまとめられます。
- 中口径の弾薬を使用することで、小銃の中でも拳銃との中間に位置する火力を持つ。
- 自動射撃が可能で、単発と連射の切り替えができる。
- 可変式のストックを備え、銃身が折り畳めるタイプのものがある。これによって、携帯性を向上させる。
先にも書きましたが、各国や地域によって解釈が違うので注意してくださいね。
アサルトライフルの種類
アサルトライフルと言っても、さまざまな銃がありますよね。大きく分類すると、どのような種類があるか見ていきましょう。
自動小銃(フルオートマチック小銃)
トリガーを引き続ける限り、連続的に弾丸を発射することができるタイプ。
半自動小銃(セミオートマチック小銃)
引き金を引くたびに、1発の弾丸が発射されるタイプ。トリガーを引き続けても、自動的に連続で発射されることはありません。
ブルパップ式小銃
マガジンと機関部を銃の後方に配置した設計で、小型で軽量かつ取り回しの良さが特徴です。重心が後方にずれることから、リコイルは強くなる傾向にあります。
有名なブルバップ式のアサルトライフルでいうと、フランス製のファマスなどがありますね。
ガス圧作動式小銃
銃弾の反動を利用して、次の弾丸を装填する仕組みを持った小銃。
ブローバック作動式小銃
銃弾の反動を利用して、スライドやボルトを後退させ、次の弾丸を装填する仕組みを持った小銃。
よく使われているアサルトライフル5選
よく使われているアサルトライフルを見ていきましょう。
軍隊でも主力武器となるアサルトライフル。今回紹介するものはメジャーなアサルトライフルの中でも、ごく一部です。
アサルトライフルは本当に多くのシリーズが開発されているので、奥が深い銃とも言えますね。
M16・M4シリーズ
M16およびM4は、長年にわたってアメリカ軍が使用するアサルトライフルです。
最も有名なアサルトライフルの一つですね。
M16はアメリカ軍で最初に採用された5.56mm口径のアサルトライフルです。現在でもアメリカ軍の主力小銃の一つとして使用されています。
M16は、1960年代初期に開発され、ベトナム戦争で広く使用されました。
軽量で、高い命中精度と長射程であるM16。セミオートおよびフルオートの射撃モードを持ち、20発や30発のマガジンが多く使われます。
M4は、M16をベースにしたカービンサイズのアサルトライフルで、2000年代初期にアメリカ軍で採用されました。
M4は、M16と同じ5.56mmの口径ですが、重心が短いことが特徴です。M16よりも小型で携帯性に優れ、近接戦闘に対応しています。
M4は、セミオートおよびフルオートの射撃が可能で、20発または30発のマガジンを使用することが多いですね。
M4は、アメリカ軍のさまざまな特殊部隊で使用されていることから、ファンも多い銃ですね。
ちなみに下のような特殊部隊で使われてます!
- アメリカ陸軍特殊部隊(US Army Special Forces): アメリカ陸軍特殊部隊群は、一般的に「グリーンベレー」として知られ、反テロ作戦や不正規な戦争に特化した部隊です。
- アメリカ海軍特殊部隊(US Navy SEALs): アメリカ海軍特殊部隊は、一般的に「シールズ」として知られ、海上から陸上、空中まであらゆる状況での作戦を行います。
- アメリカ空軍特殊部隊(US Air Force Special Operations Command) :アメリカ空軍特殊部隊は、一般的に「AFSOC」として知られ、航空作戦を担当しています。
- アメリカ海兵隊特殊作戦コマンド(US Marine Corps Forces Special Operations Command):アメリカ海兵隊特殊作戦コマンドは、一般的に「マリーンレイダース」としてしられ、海兵隊の中で特殊作戦を統括組織です。
M16とM4には、多くの共通点があります。
M16およびM4は、いずれもプラスチックやポリマーのストック、ピストルグリップ、ハンドガードを備えています。また、M16およびM4は、両方ともダストカバーとフォワードアシストを備えています。
長期にわたって主力の銃として活躍しているので、カスタムの幅もかなり広い銃ですね。
AK-47・AKMシリーズ
AK-47は、1949年にソビエト連邦軍が正式採用した自動小銃であり、AKMはAK-47の生産効率と重量の問題を解決した改良型のアサルトライフルです。
AK47、AKMともに弾薬は7.62x39mm弾を使用するアサルトライフルであり、各国で生産された派生モデルも存在します。
AK-47は、ミハイル・カラシニコフが設計し、1949年にソビエト連邦軍が制式採用した自動小銃です。
名前の由来は、「1947年型カラシニコフ式自動小銃」といった意味で、「47」は設計された年の下二桁を表しています。
AK-47は、フルオート可能で殺傷能力も高く、木製のストックとグリップ、30発入りのマガジンが特徴です。ロシア製の7.62×39ミリの弾薬を装填します。
また、AK-47は旧ソ連軍にて開発された歩兵用アサルトライフルであり、正式名称は「Avtomat Kalashnikova-47(アブトマット)」。
AKMは、AK-47の後継機種であり、生産効率と重量の問題を解決した改良型といえます。
カラシニコフ・コンセルンが開発した自動小銃の一種ですね。
AKMはAK-47の改良版として、1959年に設計されました。軽量化されただけでなく、生産性が高く、製造が容易で、より精密な加工技術が使用されています。
例えば、ブリッジの製造にプレス加工が取り入れられたことにより、600g以上の軽量化にされていたり、射撃時の反動(リコイル)を逃がすために、竹槍のような形状のマズルブレーキが設けられています。
AK-47と同じく7.62×39mm弾を使用しますが、より正確な射撃が可能で、銃の寿命も延びているのが特徴ですね。
AKMは、世界中の治安部隊に広く採用されており、また民間でも愛好家が多く、様々なバリエーションが存在しています。
ちなみに、AKMの「M」は「Modernizirovanny」の略で「近代化された」という意味が込められています。
HK416
HK416は、アメリカ軍の特殊部隊や警察特殊部隊などで使用されており、その高い信頼性と性能から広く認知されています。
HK416は、ドイツの銃器メーカーであるHeckler & Kochが開発した自動小銃で、M4カービンの外観を基にしていますが、より高度な技術が採用されており、特に信頼性を向上させたアサルトライフルと言えます。
ぱっと見はM4ですが、進化したアサルトライフルですね!とても人気が高い銃です。
ピストン駆動システムを採用しており、銃身に付着した汚れやカーボンが、ボルトに付着することがないため、信頼性が向上したとされています。
また、アルミニウム合金と鋼材を使用しており、耐久性が非常に高いのも特徴です。さらに機械加工の精度も高く、正確な射撃が可能です。
HK416は、ピカティニー・レールを装備しており、スコープ、サイト、アクセサリーなどを簡単に取り付けることができます。部品を交換することでカスタマイズが可能であり、軽量で扱いやすいこともポイントですね。
SCAR
SCAR(Special Operations Forces Combat Assault Rifle)は、FN Herstal社が開発したアサルトライフルです。
SCARはアメリカ合衆国特殊軍作戦(USSOCOM)の要求に応じて設計されました。
SCARは、5.56mm NATO弾または7.62mm NATO弾を使用することができます。
また、バレル長によってSCAR-L(軽量)とSCAR-H(重量)の2つのバージョンがあります。
SCARは、多機能なアサルトライフルであり、シリンダー式ストックやピストルグリップ、銃身の交換など、多数のカスタマイズオプションがあります。もちろんスコープ、レーザーサイト、サプレッサーなどのアクセサリーを追加することができます。
SCARは、構造が正確で信頼性の高いライフル銃として、多くの軍隊や警察部隊で採用されており、世界中で広く使用されています。
G3
G3は、ドイツの銃器メーカーであるHeckler & Koch (H&K)が開発したアサルトライフルで、1950年代に初めて導入されました。
G3は7.62x51mm NATO弾を使用し、一般的には20発のマガジンを使用します。
また、セミオートとフルオートの両方の射撃が可能で、直線射撃において高い威力を発揮し、アーマープレートを貫通することができました。
G3の特徴として、ローラーロッキングシステムが挙げられます。
銃身位置決めを利用してボルトをロックする方式で、ボルトの位置決め時に特殊なローラーが銃身に接触してロックされます。簡単にまとめると、銃器の使用寿命を延ばすことができます。
この方式はH&KのG3だけでなく、MP5など、多くの銃に採用されています。
軍事用途や法執行機関での使用に適しており、さまざまな改良型が開発され、警察特殊部隊や民間市場でも広く使われています。
次に主流となるのはXM5か?
2022年にアメリカ軍で正式採用されたSIG SAUER製のXM5。
弾薬は6.8×51mmを採用されており、これが画期的な弾薬として注目を集めました。
というのも、M4で使われている5.56mm弾では昨今のアーマーが貫けないという「火力不足」に悩まされており、かといって7.62mm弾ではマガジンの弾数が少なく「扱いづらい」とされていました。
6.8×51mm弾はその間を取った弾薬とされており、非常に注目を集めました。
まだアメリカ軍には正式に実装されておらず、2024年に向けて調整されている最中です。
実装されれば、実銃だけでなく、エアガンでも多くの人気を集めそうですね!
元となったのは同じくSIG SAUER製のMCX Spear。
5.56x45mm NATO弾と.300 AAC Blackout弾(7.62x35mm弾)の両方を使用することができます。
銃身交換が可能で、9インチ、11.5インチ、14.5インチ、16インチの銃身が用意されています。
また、折りたたみ式ストックを備えている等、カスタマイズ性が豊富&簡単であることが特徴です。
銃の種類「サブマシンガン」を解説
サブマシンガン(Submachine Gun、略称SMG)は、小型の自動火器であり、携行性と射撃速度を重視した設計が特徴的です。
SMGは、銃身の長さが短く、射撃に使用される弾丸は、ピストル弾を使用することが多いです。そのため、反動が少なく、初心者でも簡単に使用できる銃が多いのも特徴です。
携帯しやすいことから、軍でも護身用に採用されたりもします。
SMGは、第一次世界大戦中に最初に登場しました。
主にドイツ軍が使用したMP40やイギリス軍が使用したステンといったSMGが、広く使用されました。
SMGは、小型で軽量であるため、携帯性に優れ、室内や狭い場所でも取り回しが効くのですが、アサルトライフルに比べて射程距離が短く、弾薬の威力も限定的であるため、中・長距離での戦闘は不向きです。
PDWとは?サブマシンガンと違う?
サブマシンガンと近い認識を持たれているPDW。
PDWは、Personal Defense Weaponの略で、個人防衛用火器を意味します。
PDWは、アサルトライフルとサブマシンガンの中間に位置する銃であり、サブマシンガンよりも長い射程距離と、アサルトライフルよりも小型の携帯性を持ちます。
PDWは、主に軍事や法執行機関によって使用され、車両や航空機などの狭い空間や、守備範囲の限られた場所での防衛用途に整えています。
PDWは、通常、5.7x28mmや4.6x30mmなどの小型の弾薬を使用し、高い威力と命中精度もあるので、バランスの取れた銃とも言えます。
代表的なPDWには、FN P90やH&K MP7などがあります。
MP7ってサブマシンガンじゃないの?と思いました?解説しておきます。
MP7は一般的にはPDWと分類されます。
ただし、MP7は、PDWとしての性能だけでなく、サブマシンガンとしての使用にも適しているとされており、一部の組織や警察機関で、サブマシンガンとしても使用されています。
よく使われているサブマシンガン5選(PDW含む)
それでは世界でよく使われているサブマシンガンを見ていきましょう!
同じくくりとして見られることも多いので、PDWについても紹介していきますね。
MP5(H&K)
MP5は、ドイツのH&K社(Heckler & Koch)が開発したサブマシンガンで、1960年代に登場しました。
超ロングセラーのMP5。サブマシンガンの概念を大きく変えた「革命的な銃」と言えます。
G3をベースに開発されたクローズドボルトのMP5。当時はオープンボルトが主流だったことから、MP5の登場で一気にサブマシンガンの構造が変わりました。
クローズドボルトはコストが高くなる分、精度が高いのが特徴です。
MP5は、9mmパラベラム弾を使用し、フルオートはもちろん、単発射撃や点バースト射撃が可能です。MP5は、軽量かつコンパクトで、室内での使用に最適な設計がされています。
ストックを折りたたむことができるバージョンもあり、取り回しもいいですね。
MP5には、いくつかのバリエーションがあります。
例えば、MP5K(クルツ)は、よりコンパクトな銃身持ち、ストックがないため、携帯性に優れています。
MP5SDは、サプレッサー(消音器)が標準で装備されており、消音生にも優れています。
MP5がこれだけ長い期間愛されるのは、やはり高い信頼性と精度。今でも多くの組織や法執行機関で使用されています。
実は日本の警察でも採用されています。
MP9(B&T)
MP9は、スイスのブランドであるB&T社(Brügger & Thomet)が開発した短機関銃(サブマシンガン)です。
実は前身となるTMPを開発したのはStery社。そこからB&Tに製造権が移りました。
MP9も9mmパラベラム弾を使用します。ちなみに9mmパラベラム弾はハンドガンでも使われる弾薬です。
一番の大きな違いといえば、マガジンをグリップ内に挿入することですかね。だからこそ、コンパクトで軽量な設計となったことが特徴的で、銃身長さが約150mm、残りが約300mm、重量が1kg程度です。
また、折りたたみ式のストックを備えており、持ち運び性に優れています。銃身の下部にはピカティニーレールが装備されており、様々なアクセサリーを身につけることができます。
MP9には、標準モデルのほかに、MP9-N(サプレッサー搭載モデル)やMP9-TP(トレーニングプラットフォームモデル)などがあります。
MP9-Nは、サプレッサーを標準搭載しているため、静かな環境でのMP9-TPは、射撃訓練用に開発されたモデルで、射撃の精度を向上させることができます。
Scorpion Evo 3(CZ)
Scorpion Evo 3は、チェコの製造業者であるCZ(Česká zbrojovka)が開発したサブマシンガンです。
Scorpion Evo 3は、9mmパラベラム弾を使用します。
MP5やMP9と同様に、コンパクトで軽量な設計が特徴的です。銃身の長さが約196mm、全長が約615mm、重量が2.7kg程度。
また、ストックを折りたたむことができ、取り回しが良いのも特徴です。Scorpion Evo 3は、折りたたまれたストックでも銃を発射できるため、携行性が高いことも特徴的ですね。
標準モデルの他に、Scorpion Evo 3 S1(セミオートモデル)やScorpion Evo 3 A1(フルオートモデル)があります。Scorpion Evo 3 S1は、セミオート(単発射撃)のみで、民間市場向けに開発されたモデルです。Scorpion Evo 3 A1は、フルオート(連射)が可能なモデルで、警察や軍隊向けに開発されました。
どのシリーズも、ピカティニーレールやバレルスレッドなどのアクセサリーが装備されており、様々な用途に対応することができますね。
P90(FN)
P90は、ベルギーのFN Herstal社が開発したPDWです。
もともと軍からの要望でサブマシンガンよりアーマーの貫通力があり、アサルトライフルより携行性に優れている銃を開発するように依頼されていました。
そこで、9mmパラベルム弾よりも貫通生のある、5.7x28mm弾が開発されました。5.7x28mm弾は、弾速が早く、貫通力が高いことが特徴です。これにより、アーマーを貫通することができるようになりました。
この弾薬がP90に採用されています
P90は、特徴的な外観ですね。銃身が上部にあり、マガジンが銃の後部に装着されています。この設計により、銃身が長いために射程距離が伸び、マガジンが後部に装着されることで銃のバランスが良くなります。
科学的に人が扱いやすい銃として設計されたそうです。
標準マガジンで50発、拡張マガジンで100発と、多弾倉であることもメリット。専用のサプレッサーやレーザーサイトなどのアクセサリーが装備でき、様々な環境に対応することができます。
ただし、世界的なトレンドにならなかった理由もあります。
では、これだけ優れているのに、なぜアメリカ軍などは今でもM4を使い続けているのか?
それは「P90の独特な形状」が理由です。ずっと使い慣れたM4からP90に移行するには、訓練する必要があります。その訓練費は相当なものであり、さらに今まで使っていたマガジンポーチなどの装飾品も取り替える必要があります。
こういった費用面が一つ。
もう一つは「想定より大きなサイズ」になったから。
サブマシンガンのように携行性に優れた銃を開発する予定だったが、結果的に出来上がったP90は、ほぼアサルトライフル(カービン)と同じサイズでした。
「それならM4でいいや」という国がほとんどだったということです。
ただし、P90は優れている銃であることは間違いありません。
エアガンとしても人気があり、実銃と同様に特徴的な外観と高い性能が評価されています。
MP7(H&K)
MP7は、ドイツのH&K社が開発したPDWです。
MP7は世界各国の軍隊や警察はもちろん、特殊部隊にも採用されており、PDWやサブマシンガンの中ではシェアを広げている銃と言えます。
私もトップレベルに好きな銃の一つです。
4.6x30mm弾を使用します。この弾薬はMP7のために開発された弾薬であり、小型ながらもアーマーを貫ける脅威的な弾薬と言えます。
そんな弾薬を標準マガジンで20発、拡張マガジンで30発・40発と装填できる上に、マガジンはとても小型化されています。
さらにマガジンはグリップ部分に挿入することから、銃自体もかなりコンパクトな設計になっています。
小型軽量で取り回しやすいため、CQB(近接戦闘)や車両内などの限られたスペースでの戦闘に適しており、護身用としても使われるケースが多いですね。
また、専用のサプレッサーやレーザーサイトなどのアクセサリーが装備でき、さまざまなシチュエーションで活躍できるPDWといえます。
小型・使いやすい・アーマーを貫けるというのも特徴ですが、それだけではありません。
MP7は弾速がかなり早く、初速が700m/sと脅威的なスピードを誇ります。ちなみに通常のサブマシンガンでは400m/sなので、1.7倍ほどの弾速ということです。
これはライフルと同じ弾速です。
こんなすさまじい弾速で貫通する弾薬を発射できる銃なのです。
ざくっとまとめるとMP7は現環境で最強のサブマシンガンです。
銃の種類「ライトマシンガン」を解説
ライトマシンガン(Light Machine Gun、略称:LMG)は、携帯できる重量で連射速度の高い機関銃です。
一般的には小銃弾を使用し、持ち運びやすいようにバレルやマガジンがマシンガン(重機関銃)よりも小型化されています。
「ライト」と付くので騙されがちですが、結構重量のある銃です。ただ、マシンガンのような固定砲台ではなく、持ち運べますね!
LMGは、従来の重機関銃に比べて運用や運搬が簡単なため、中距離での戦闘に使用されることが多いです。また、その大口径弾薬の威力により、対人・対物どちらにも有効な威力を発揮することができます。
一般的に、LMGは長時間の連射にも耐えるように設計されています。
LMGは、敵の遮蔽物を撃ち抜くことができたり、敵を包囲する場合など、広範囲への攻撃など使用されます。射程距離が1000mほどと長い銃も多いですね。
マシンガンとライトマシンガンの違い
マシンガンとライトマシンガンって何が違うの?という疑問も湧いてきますよね。
この後、マシンガンについても解説していますが、ここではざっくり違いを見ていきましょう!
いろいろと違いはありますが、ざっくりまとめると銃の構造が違います。
マシンガンは、非常に高い火力を持ち、一度に大量の弾薬を発射することができるため、構造が複雑で重く、持ち運びが困難であることが一般的です。
一方でライトマシンガンはマシンガンに比べて構造が簡素でマシンガンより軽量なことから、肩掛けして運搬することができます。
よく使われているライトマシンガン
ライトマシンガンも世界大戦時からさまざまな種類が開発され、使われてきました。
とはいえ、アサルトライフルやサブマシンガンほど有名なものが少ないという印象もあります。どういう銃がライトマシンガンかを理解できるように、有名なライトマシンガンを一つ紹介しておきますね。
M249 SAW(FN)
M249 SAWは、アメリカのFN Herstal社によって開発されたライトマシンガンで、現在はアメリカ軍でも採用されています。
M249 SAWの弾薬は、5.56mm NATO弾。一般的には、200発のボックス型マガジンを装備しています。発射レートも高く、1分あたり最大800発の射撃が可能ですね
M249 SAWは、軽量で、運搬や取り扱いが比較的容易なことが特徴です。そのため、特に歩兵部隊でよく使用されています。しかし、長時間の射撃により、バレルが過熱されてしまい、精度が低下することが難点ですね。
大量の弾薬を打ち続けるときは、定期的に銃身を交換することもあります。
銃の種類「スナイパーライフル」を解説
スナイパーライフル(狙撃銃)とは、長距離射程のライフル銃の一種で、射程距離が数百メートルから数千メートルにも及びます。
そのため、命中精度が高く、安定して構えられる銃が多いことが特徴です。
スナイパーライフルは、一般的なライフル銃と比べて、銃身が長く、弾薬も大型のものが使用されます。また、スコープと呼ばれる光学機器を取り付けて使用することが一般的で、長距離のターゲットも正確に射撃することができます。
基本的に動き回って射撃することは少なく、長時間、潜伏した状態での射撃が求められることもあります。
スナイパーライフルはロマンありますよね!マークスマンが使う一撃必中なイメージです。
スナイパーライフルは、その精度の高さから、狙撃兵以外にも競技射撃のフィールドでも人気があります。
マークスマンライフルとは?
マークスマンライフルってよく聞きますよね。「スナイパーライフルと、どう違うの?」という方も多いはず。
先に書いておくと、スナイパーライフルとマークスマンライフルの切り分けは、かなり抽象的です。
そもそもマークスマンというのは射撃能力に特化した射手のことです。ざくっというと、このマークスマンが持つ銃ということですね。
ここからは諸説ありですが、一般的な論をまとめておきます。
マークスマンライフルは、スナイパーライフルに比べて射程距離は短い。ただし、命中精度は抜群のライフル銃です。
一般的には100〜300メートル程度の距離での射撃に使用するされます。
アサルトライフルでは射程距離が遠すぎる・・・という交戦距離で使われることが多く、マークスマン(狙撃の上手い射手)が使う銃ということですね。
一般的なマークスマンライフルでは、5.56mmや7.62mmの弾薬を使用することが多いのも、スナイパーライフルとの違いですね。
ただし、冒頭書いた通り、スナイパーライフルとマークスマンライフルの切り分けは抽象的です。用途や性能はある程度の重複がありますね。
スナイパーライフルは「銃の種類」、マークスマンライフルは「マークスマンが持つ銃」と考えるのが一番しっくりきます。
よく使われているスナイパーライフル5選
スナイパーライフルと言っても、かなり幅が広いですよね。ボルトアクションライフルのような1発づつコッキング銃もあれば、セミオートで撃てる銃もあります。
さらに現代では使用率は減ってきたものの、世界的に有名な名銃もあるので、ここではそんな中から5つ紹介していきます。
M700(レミントン)
M700は、アメリカの銃器メーカーであるレミントン・アームズ社が開発したボルトアクション式のスナイパーライフルです。
スナイパーライフルといえば・・・というくらい有名な銃です。さまざまなカスタムがあり、初見ではM700とはわからない銃も多いレベルです。
逆に、それだけ幅広く使われているということです。
M700は、単純な構造なので故障が少ないという信頼性、高い命中精度、カスタマイズの幅が特徴といえます。
弾薬は7.62x51mm NATO規格の弾薬を使用。マークスマンライフルでもよく使われる弾薬ですね。
M700は、アメリカ軍でも採用された実績があり、民間市場でも長年人気があります。スナイパーライフルの中でも歴史的な名銃の一つとして、現在でも多くのユーザーに愛されている銃です。
エアガンでは東京マルイが「VSR」という名称で販売しています。サバゲーでは最強の命中精度を誇る名銃ですね。
バレットM82
バレットM82は、アメリカのバレット・ファイアアームズ社が開発した、大口径のセミオート式の射撃銃です。
1982年に開発され、その高い火力と精度から、アメリカ軍でも採用されました。
M82は、.50BMG(12.7x99mm NATO)という大口径の弾薬を使用します。この弾薬は、対物ライフルとしての用途があり、対戦車・対物防御・航空機攻撃などに用いられる弾薬です。
装甲車両や建物など、硬い物質を貫通することが可能で、高い火力を必要とする特殊な任務に対応しているスナイパーライフルといえます。
M82は、全長約1.45m、重量約13kgという大型かつ重量級の銃器であり、反動も大きいため、通常はバイポットを使った固定射撃、または機関銃のように運用されます。
ゲームのように、走り回って撃つ銃ではないですね(笑)
PSG1(H&K)
PSG1は、西ドイツの銃器メーカーであるヘッケラー&コッホ社が開発したスナイパーライフルです。
G3をベースに開発されたこともあり、セミオートでの射撃が可能なPSG1。
対テロ特殊部隊向けに開発されたこともあり、命中精度と信頼性を誇っています。当時、「世界で最も精度のいいセミオートライフル」と言われたほどの名銃ですね。
ボルトアクションライフルと比べても遜色ないレベルです!
PSG1は、7.62x51mm NATO規格の弾薬を使用し、射程距離は約800mです。
独自のローラー遅延式のブローバック機構を採用することで、高い精度と反動の低減を両立しています。カスタマイズ性にも優れているところもポイントが高いですね。
ただし、PSG1はとても高価なスナイパーライフルで、製造過程で多くの手作業が必要とされるため、生産数が制限されていることがデメリットともいえます。
ドラグノフ
ドラグノフ狙撃銃は、旧ソビエト連邦が開発したスナイパーライフルです。
ドラグノフはセミオート式のスナイパーライフルで、7.62x54mmRという弾薬を使用します。
ドラグノフは、重量が4.3kgと軽量で、全長も1.22m程度と短いため、携帯性が高いという特徴があります。さらに、マガジンが10発装填できることから連射も可能です。
AK(アサルトライフル)系統から派生した銃とも言われています。
諸説ありですが・・・。
具体的には、AKMをベースにして、銃身・ストック・トリガーメカニズムなどを変更し、スナイパーライフルに仕様変更したものといえますね。
ただし、AK系統の銃とドラグノフでは、多くの違いもあります。スコープなども、多くのパーツが専用に設計されており、AKとは大きく異なる点もあります。
ドラグノフは、美しい曲線美を持つストックや、特徴的な形状のマズルブレーキなど、デザイン性にも優れていることから、今でもファンが多いスナイパーライフルの一つです。
Kar98k
Kar98k(Karabiner 98 Kurz)は、ナチス・ドイツで開発され、第二次世界大戦期にドイツ軍で採用されたボルトアクション式のライフルです。
Kar98kは、8mm弾を使用することができ、有効射程距離は約500mで、当時の歩兵部隊の主力武器の一つでした。
Kar98kは、戦前から使用されていたGewehr98を改良したもので、軽量化や機動性を向上させ、世界的な名銃となりました。
全長は1,110mm、重量は約4kgとなっており、比較的、携帯性に優れています。
Kar98kは、第二次世界大戦に使用されましたが、今でも使われている銃の一つです。その理由は抜群の信頼性です。簡単な構造で修理しやすいだけでなく、どんな悪状況でもトラブルなく使用できることが特徴ですね。
銃の種類「ショットガン」を解説
ショットガンは、散弾を発射する銃です。
銃身内部にある複数のライフリングにより、弾丸が回転することで、命中精度を高めるライフルとは異なり、散弾が広がり、広範囲を攻撃することができます。
ショットガンには、ポンプアクション式、オートマチック式、レバーアクション式など、様々な種類があります。
ポンプアクションとは、1発づつコッキングして弾を装填するタイプ。オートマチックはその名の通り連射できるタイプですね。セミオートはもちろん、フルオートのショットガンもあります。
散弾の拡散効果があるのはショットガンだけ。狭い場所、密集した敵には脅威的な銃といえますね!
弾薬も用途によって使い分けます。
一番有名なのが、通常の散弾であるバックショット。ショットシェルに6〜9発程度の弾が入っています。
もう一つ有名なのが、単一の弾丸を発射するスラッグショット。命中精度が上がり、射程距離が長いことが特徴です。
ショットガンは軍や法務機関だけでなく、スポーツや狩猟など、さまざまな用途で使われています。
よく使われているショットガン
それでは有名なショットガンを見ていきましょう。基本的に一つのショットガンで、バックショットやスラッグショットなど、さまざまな弾薬を使い分けることができます。
レミントン870
レミントン870は、アメリカの銃器メーカー、レミントン・アームズ社が製造するポンプアクション式ショットガンです。
特にハンティングやシューティングに愛用されているショットガンですね。ちなみに「レミントン」は製造会社の名称です。
レミントン870は、ポンプアクション式のショットガンとしては最も有名な一つです。
レミントン870は、各種の用途に対応できるように設計されており、ハンティングや競技射撃、自衛など、さまざまな目的に使用されています。
またデザインや銃の構造は、非常にシンプルで、ポンプアクションを操作することで弾倉から新しい弾を装填するベーシックなタイプ。だからこそ、故障が少なく、信頼性が高いとされています。
モスバーグ500
モスバーグ500は、アメリカのOF Mossberg & Sons社が製造するポンプアクション式ショットガンです。
1960年代に開発されて以来、軍はもちろん、狩猟家にも幅広く使われています。
モスバーグ500は、12ゲージ、20ゲージ、28ゲージ、410ゲージの各種モデルがあり、用途や目的に応じて使い分けることができます。
ゲージとは「口径」のこと。ほとんどのショットガンが12ゲージですね。
モスバーグ500の最も特徴と言えるのが、交換可能なバレルです。
バレルは、銃の用途に応じて簡単に交換することができ、狩猟、競技射撃、自衛など、様々な目的に合わせて使用することができます。
また、価格帯もリーズナブルであり、手頃な価格で購入できるショットガンとしても知られています。
まとめ
今回は銃の種類を解説してきました。大まかなカテゴリーと、どういった特徴があるか、有名な銃は?という疑問はこの記事で解消できると思います。
映画やゲームで気になっていた銃のことを知り、サバゲーやコレクションでエアガンを触ってみるのもいいかもしれませんね!
もっと詳細に解説している記事もあるので、好きな銃を見つけたら、ぜひ読んでみてくださいね!