ガスブローバックの中でも最高峰の性能を誇るグロック17Gen4。何がすごいのか?と、そもそもグロックってどんな銃なのかを見ていきましょう。
大門団長が絶賛するグロック17Gen4ってどんな銃?
サバゲーで最も使われているハンドガンの一つ、グロックシリーズ。その中でも代表的なのがグロック17です。
東京マルイから2020年5月28日に発売された、ガスブロタイプのエアガン。とにかく今までのガスブロとは性能が全く違うので、その違いはもちろん、違いが出る秘密を見ていきましょう!
私もグロック17のGen4を使っています。
めちゃくちゃお気に入りのエアガンで、サブウエポンとして持ち込んでいるのに、メインのエアガンより使うことも多いっすねぇ。
グロック17Gen4の実銃知識
エアガンの説明に入る前に、そもそもグロックってどんな銃か知っていますか?せっかくグロックのことを知るなら、実銃はどういう銃なのかも知ると、もっと楽しめますよ!
- 1980年弾に登場したオートマチックピストル
- 設計者はガストン・グロック
- ストライカー方式(うしろのハンマーがない)
- 金属製ではなく、ポリマーフレームを使って軽量化
- オーストリア軍で採用された後、アメリカの警察など世界的に広がった
- 金属製ではなく、ポリマーフレームを使って軽量化
- 軽量化したことから、各国の警察や一般人が持つようになった
- グロックのバリエーションはだいたい30種類くらい
- その中でもグロック17が一番有名
- 実銃グロック17の最新はGen5(2022年現在)
- 2022年の今でも超人気機種
- 映画やゲームにめちゃくちゃ出てくる
豆知識!
グロック17の「17」は装弾数から来ていると言われています。当時は15発が多かったので、17発のグロックはすごいだろぉぉ!というアピールをこめていたんですね。(諸説あり)
ちなみにグロック19なども装弾数は15発がベーシック。そこは弾数じゃないんかい!
グロック17Gen4のGen4っ何?
グロックは多彩なバリエーションを展開していますが、種類はグロック17の「17」というナンバーで表記しています。
ではGenとはなんぞや??という疑問がでますが、ざっくりまとめると「第○世代」ってことですね。Gen4なら第4世代ってことです。
同じグロック17でもマイナーチェンジがされてきて、今回のエアガンは第4世代のグロック17をエアガン化したものということです。
グロック17Gen4(エアガンの性能)
それではグロック17Gen4(エアガン)の性能を見ていきましょう。東京マルイ製なので、基本的にめちゃくちゃ良くできていますね。射撃精度もかなりいいです。
仕様(グロック17Gen4)
実銃と同じサイズになったので、実銃用のホルスターが使えます。脱着式のグリップバックストラップがついているので、自分の手のサイズに合ったグリップサイズに変更可能です。
パワーソース | ガス(ガスガン用) |
弾 | 6mmBB弾(メーカー推奨は0.2〜0.25g) |
マガジンの装弾数 | 25発(本体に追加で1発装填可能) |
全長 | 202mm |
銃身長 | 97mm |
重量 | 709g(マガジン込み) |
年齢制限 | 18歳以上 |
定価 | ¥18,480(税込) |
Amazon価格 | ¥13,200(税込) |
ここが違う!Gen4になったグロック17
実銃と同じサイズになっただけ?と思った方、ちょっとお待ちいただきたい。
性能もめちゃくちゃアップしています。とくにガスの持ちがかなり良くなりました。コスト面でもグッドですね。
1回のガスチャージで100発近く発射可能
さらにメリットとして、ガスの持ちがいいということは、1発あたりでガスが噴出される量が減ると言うこと。ガスの噴出量が少ないということは、マガジンが冷えづらいということです。
これはめちゃくちゃ優秀で、連射しても初速が落ちづらいし、寒さにも強くなります。
では、なぜガスの噴出量が減ったのか?構造見ていきましょう。
リコイルスプリングが違う
今までのガスブロハンドガンと最も違うのが、このリコイルスプリング。スプリングが2重構造になりました。
今までと違い、2種類のスプリングが組み込まれています。撃った瞬間、ブローバックは細くて柔らかいスプリングが働き、太くて力のある2本目のスプリングがスライドを戻します
ガスが放出される時間が減り、ガスの消費量が減っているんですね。
さらにこの2段階のリコイルスプリングのおかげで、ブローバックのキレも良くなってますね。
スライドのレールが短くなった
ガスが噴出して、スライドがブローバックするレールの距離が短くなりました。
当然、ブローバックの距離が短いと戻ってくるのが早いですよね。素早く戻るので、ガスの噴出している時間も短いし、摩擦が減ることから運動エネルギーも少なくなりました。
リコイルスプリングが変わったおかげで、スライドレールが短くなってもキレは良くなった!というのもよくできています。
シリンダー(ピストンカップ)が大型化
シリンダーのピストンカップが大型化しました。
シリンダーの内径が大型化したことで、馬力が増えたということですね。馬力が増えたことで、スライドをブローバックする力が大きくなり、リコイルのキレが良くなりました。
グロック17のGen3や他のガスガンを使っている方、一度このグロック17Gen4を撃ってみてください!私は最初に撃ったとき、反動のするどさに感動しましたねー!
初速(グロック17Gen4)
次は初速を見ていきましょう。弾は0.2gのバイオ弾を使い、マガジン温度は23.5度からスタートです。
71m/s
※0.2gの弾を使用。
1回目 | 72.41 |
2回目 | 71.48 |
3回目 | 70.55 |
4回目 | 70.2 |
5回目 | 70.17 |
グロック17Gen4の良いところ
現環境のガスブロのハンドガンなら最高品質・最強の1本だと思います。箱だしで全然使えます。そんなグロック17Gen4の良いところをまとめておきます。
- ガスの持ちが圧倒的にいい
- リコイルが強い
- ある程度、気温が低くても撃てる
- 実銃と同じサイズ
- グリップの大きさを変更できる
- 初速が安定
- 内部構造が超効率的
- マウントレールが無くても、専用のマウントを装備可能
- 安心の東京マルイ製
グロック17Gen4の悪いところ
無い!ですね。今回は初めて悪いところが見つからないエアガンです。
ガスブロなので、連続で撃てば初速が下がる・・・など、ガスブロ全体でのデメリットはありますが、グロック17Gen4が他エアガンと比べて劣っているところは、マジで見つからないです。
他の製品レビューではデメリットもガンガン書いていますが、こいつだけは本当に優秀過ぎますね。
グロック17Gen4が良くわかる動画一覧
グロックは有名な銃ですし、エアガンのGen4もめちゃくちゃ人気です。YouTubeでも解説動画がたくさんあるので、その中からわかりやすいものをいくつかピックアップしてみました。
大門団長のグロック17徹底解説
大門団長は構造的なところまで詳しく解説しているので、とても参考になります。
マック堺のグロックGen比較動画
説明不要のレジェンドが屋外射撃でGen3と比較してくれています。射撃性能だけでなく、外装など細かいところまで比較してくれています。
「マガジンは・・・自重で落下します♪」
この一言を聞くために、動画見ている方も多いはず!
まとめ
今回はグロック17Gen4の解説をしていきました。実銃と同じサイズになり、射撃性能もアップ。さらにガスの噴出量も下がっていうことなしですね。現在、サバゲーで使うことができるガスブロでは最高の1本だと思います。
もちろん私も愛用していますし、ファンも多いグロック17Gen4。一度試してみてください!